家電リサイクル法に従った家電の処分

家電製品は私たちの生活を便利で豊かなものにしています。家電は、故障の他機能を一新するために使える状態でも買い替えたりするでしょう。家電は各自治体で決められた方法で処分しますが、洗濯機やテレビ、冷蔵庫、エアコンなど、特定のものは家電リサイクル法によって処分方法が詳しく定められています。

家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）は、平成13（2001）年に施行されました。これまで、一般家庭から出される莫大な量の廃家電は、ほとんど埋め立てて処分されてきました。
しかし、埋め立てるにも土地の限界がありますし、中にはまだ使える部品なども多く含まれます。有用な資源を再利用し廃棄物を減らすために、こうした法律が定められました。

家電リサイクル法に従い、家電を処分する方法はいくつか挙げられます。

家電量販店に引き取ってもらう

買い替える際、新しい家電を購入する家電量販店で引き取ってくれます。多くの方は、買い替えのタイミングでこの方法を活用しているのではないでしょうか。
リサイクル料金や運搬費がかかり、それぞれの家電量販店で設定されている費用が異なる場合もあります。

自分で処分する

不要な家電を自分自身で処分するなら、小売店や郵便局でリサイクル券を購入して指定の引き取り場所に持っていきます。自分自身で運搬できれば運搬費は掛かりません。リサイクル券での処分ができない家電もあるので、その点注意しましょう。

買取サービスを活用する

現在使っている家電が故障もなくまだ使えるという場合、家電買取業者やリサイクルショップの買取サービスを活用する事をおすすめします。出張買取に対応している業者であれば搬出や運搬も任せられ、まだ使えるものを廃棄にしなくて済むのでエコに繋がります。