ものを捨てられないのはなぜ？

ものを捨てる事ができない方はいらっしゃいませんか。なぜ捨てられないのか、しっかり考えて向き合ってみると、スムーズにもの捨てられるようになります。

完全に壊れて使えなくなったものであれば、罪悪感無く捨てる事ができるでしょう。一方、特に壊れているわけでもないものを捨てるのは、何だかもったいないと感じる方が多いと思います。

ものを大切にするという教えから捨てる事に抵抗を感じるかもしれませんが、大量生産大量消費でものが溢れている現代社会でその考え方はミスマッチです。まだ使えるものであれば、家具リサイクルや家具買取、不用品回収といったサービスを利用し、必要とする方の手に渡るよう、リサイクルを考えてみてはいかがでしょうか。

今使っていなくても、いつか使うかもしれないと考える事もあると思います。いつか使うかもしれないと考えたものを最後に使ったのはいつか思い出せない、残しておいたものを使った経験が無い、必要になった時には結局新しいものを購入したなど、いつか使うかもしれないものは、実際使わない事がほとんどです。ものは放置しているだけでも劣化していきますし、ボロボロになってから処分するのではなく、使える状態のまま処分する事でエコやリサイクルにも繋がります。

出産祝いのベビー箪笥や誕生日プレゼントのアクセサリーなど、いただいたものや思い出の品がなかなか捨てられない場合、捨てる事に抵抗感や罪悪感、申し訳なさを抱くと思います。それではものが溜まっていく一方なので、相手が贈ろうと思ってくれた気持ちやその行為を受け取るという考えにシフトさせる事をおすすめします。
思い出の品は、見た時に楽しさや幸福感といったポジティブな感情を抱くものなら残しておくのも良いでしょう。そうでないものは、処分してしまった方が気分もスッキリします。